内容説明
4人のトップバッターが21世紀の医療のあり方を描くとき、きれいに重なりあうベクトル。少子高齢化社会、いびつな人口構造、ゆきすぎた医療―。この国に住む私たちが、本当に必要とする医療は何か。私たちは医療とどう関わるのか。どう選択するのか。
目次
在宅医療こころと技(在宅医療を旗印に「出前医師」になる;在宅医療への市民の期待 ほか)
予防からはじめる在宅ホスピス(生き抜いて終わるまでのケア;二十一世紀支える医療へ ほか)
「生きる意味」を探し求める“全人的医療”の哲学(「哲学」ってなに?;人を人としてみる ほか)
治す医療から治し支える医療へ(国立長寿医療研究センターをご存じですか;医療とは? ほか)
著者等紹介
太田秀樹[オオタヒデキ]
医師・介護支援専門員。日本大学医学部卒業。自治医科大学大学院修了(医学博士)。自治医科大学専任講師、自治医科大学整形外科医局長を経て、1992年、在宅医療(出前医師)を旗印に、おやま城北クリニックを開業。現在、在宅療養支援診療所4カ所、訪問看護ステーション、老人保健施設等を運営する医療法人アスムス理事長。NPO法人在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク事務局長、日本在宅医学会幹事、全国知事会頭脳センターセンター委員、明治大学法学部非常勤講師等
秋山正子[アキヤママサコ]
秋田県生まれ。1973年聖路加看護大学卒業。産婦人科病棟で務めた後、大阪、京都にて看護教育に従事。実姉の看取りを契機に、訪問看護へと転身。1992年より医療法人春峰会白十字訪問看護ステーションに勤務。2001年、有限会社ケアーズを設立、所長。東京都新宿区を中心に訪問看護・居宅介護支援・訪問介護事業を展開し、「白十字在宅ボランティアの会」「30年後の医療の姿を考える会」のほか、東京女子医大非常勤講師や新宿区介護サービス事業者協議会副会長としても活躍
板井孝壱郎[イタイコウイチロウ]
現職、宮崎大学医学部医学科社会医学講座生命・医療倫理学分野教授。同大学院医学・獣医学総合研究科医学獣医学専攻教授。同附属病院中央診療部門臨床倫理部部長。同医学部「医の倫理委員会」委員長/附属病院「臨床倫理委員会」委員長。1997年、京都大学大学院博士後期課程(倫理学専修)研究指導認定。1997年、京都大学研修員、京都府立医科大学非常勤講師、京都大学リサーチアソシエイト等を経て、2002年、宮崎医科大学(現・宮崎大学医学部)に
大島伸一[オオシマシンイチ]
1945年、旧満州生まれ。1970年、名古屋大学医学部卒業。社会保険中京病院泌尿器科勤務。1992年、同院副院長。1997年、名古屋大学医学部教授。2002年、名古屋大学医学部附属病院院長。2004年、国立長寿医療センター総長。2010年より、独立行政法人国立長寿医療研究センター理事長・総長。2009年より国立大学法人名古屋大学名誉教授。所属学会、日本泌尿器科学会(名誉会員)、日本老年医学会、日本泌尿器内視鏡学会(名誉理事)、日本移植学会(名誉会員)、ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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