葬られた「第二のマクガバン報告」〈上〉「動物タンパク神話の」の崩壊とチャイナ・プロジェクト

葬られた「第二のマクガバン報告」〈上〉「動物タンパク神話の」の崩壊とチャイナ・プロジェクト

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901423144
  • NDC分類 498.58
  • Cコード C0030

内容説明

「疫学研究のグランプリ」とニューヨーク・タイムズが絶賛した史上最大規模の「チャイナ・プロジェクト」(栄養調査研究)は、すでに生活習慣病の元凶をはっきりと暴き出していた。「栄養学のアインシュタイン」と称される世界的権威が、史上空前の疫学大調査をもとに下した衝撃の結論とは。

目次

第1部 「動物タンパク神話」の崩壊(私たちの体は、病気になるように作られているわけではない;「タンパク質神話」の真実;ガンの進行は止められる;史上最大の疫学調査「チャイナ・プロジェクト」の全貌)

著者等紹介

キャンベル,T.コリン[キャンベル,T.コリン][Campbell,T.Colin]
コーネル大学栄養生化学部名誉教授。40年余りにわたり、栄養学研究の第一線で活躍、「栄養学分野のアインシュタイン」と称される世界的権威

キャンベル,トーマス・M.[キャンベル,トーマスM.][Campbell,2,Thomas M.]
ニューヨーク州イサカ出身。1999年コーネル大学を卒業後、著術家・俳優として活躍し、ロンドン、シカゴほかミシシッピ州以東のほとんどの州で舞台に登場。現在はニューヨーク州バッファロー大学医学部在籍中

松田麻美子[マツダマミコ]
自然健康・治癒学博士(Ph.D.in Natural Health&Healing)。日本ナチュラル・ハイジーン普及協会会長。1978年、米国ウェスリヤン大学卒。1992年、「アメリカ健康科学カレッジ」で栄養科学の最高学位を取得。2006年、米国ナチュラル・ヘルス大学卒。栄養科学、自然健康・治癒学を修め、ヒューストン・ナチュラル・ヘルス協会/ヒューストン・ナチュラル・ハイジーン・ネットワークを主宰。日本におけるナチュラル・ハイジーン(自然健康法に基づく究極の健康栄養学)のパイオニアとして活躍。米国ヒューストンに在住。日米間を往復し、「健康な体づくり」のための研究と指導に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kokichi

9
タイトルは全く面白くなさそう。しかし取り扱っている内容は食に対するパラダイムシフトが起こること間違いなし。内容は日常生活で食べるものによる、がん発症率の事実と解釈。著者は栄養学のアインシュタインとうたわれている権威であり、信頼性のあるデータを取り扱っている。結論は加工されていない野菜中心に食べるとがんになりにくいですよということ。この事実がなぜ浸透しないのか?それは医学会、製薬会社、食品会社による汚い大人の事情。事実を知ったうえで普段の食選択を行うべきと私は思う。2020/04/30

nranjen

5
食べ物と健康情報。うわー。もうわけわからないほどたくさんいろんな人があれこれ言い過ぎていて、正直さっぱり訳わからない!権威も何が権威なのかも(いろんなドクターあるし)ともかく特定の栄養素や特定の食物が健康に良い、というものではなくホールで考える、それがプラスとマイナス両方に作用し合う中で考えていくというこの本の視点は共感できた。様々な健康神話やダイエット法がいかに作り上げているかということを暴いている点も。しかし中国はこの本のデータ時と今ではかなり変わっているのでは。それにしても周主席の作らせた地図すごい2018/03/10

D21 レム

5
動物性タンパク質がガンの成長を促進するという研究の話。「チャイナプロジェクト」の報告は興味深いものだった。中国の人は平均的に摂取カロリーと食物繊維が多く、動物や脂肪の摂取が少ない。植物にもタンパク質が意外とたくさん含まれているらしい。植物性タンパク質はガンを促進しないという結論。豊かさによってなる病気と、貧しさによってなる病気の分類はなんともいえない気持ちで読んだ。翻訳はローフードの松田麻美子さん。2011/11/07

はなびや

4
動物性たんぱく質と、牛乳の事が一番心に残った上巻。2022/11/13

ruka

4
タイトルから、その内容を想像しかねるのが残念。ガンの生成は発がん性物質だけが原因ではなく、それを育ててしまう環境があることに原因がある、という見解に目からウロコ。2012/04/17

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