内容説明
公的年金制度は、昭和61年4月に新年金制度がスタートして以来、平成元年改正、平成6年改正に続き、平成10年4月からは老齢厚生年金と失業給付との調整制度が創設されました。平成14年度からは老齢厚生年金の給付水準の是正や適用年齢の引き上げ、学生の納付制度の改革等が実施され、更に平成15年度からは、ボーナスを含む総報酬制の実施が始まり、益々複雑多岐になっています。このように、専門家ですら難解な公的年金の給付の仕組みを「的確、簡潔、正確」に説明することは、困難を極めるところです。本書では、平成12年改正に伴う経過措置をはじめ、社会保険事務所職員や社会保険労務士業に携わる専門家が業務上必要な事項や過去の年金額の改正経過の資料を豊富に取り入れています。
目次
第1編 公的年金制度の種類と適用被保険者期間
第2編 公的年金制度における老齢・退職給付の概要
第3編 公的年金制度における障害給付の概要
第4編 公的年金制度における遺族給付の概要
第5編 公的年金の併給調整、給付制限、審査請求
第6編 資料集
-
- 和書
- 英和翻訳の複層アプローチ