内容説明
三十歳代より忍び寄る認知症、笑顔が一番の薬。アルツハイマー病は、予防できる時代になり、治る時代へと突入した。
目次
第1章 物語、とうさん、おれ、おれ(認知症の基礎;患者の事実と家族の苦痛 ほか)
第2章 物忘れ外来(桑田さん夫妻―正常な物忘れの患者;亀岡さん―アルツハイマー型認知症軽度~中等度障害 ほか)
第3章 認知症の予防と進行防止法(好奇心やチャレンジ精神を持つ;うつ状態にならない ほか)
第4章 認知症の治療(アルツハイマー型認知症;レビー小体型認知症 ほか)
著者等紹介
音成龍司[ネシゲリュウジ]
音成脳神経内科・内科クリニック院長兼理事長、久留米大学医学部臨床教授。1954年生まれ。1980年山口大学医学部卒業、佐賀医科大学内科(神経内科部門)に入局し、アメリカ合衆国クリーブランドクリニックに神経内科フェローとして2年間留学。1990年に柳川リハビリテーション病院副院長、1998年より福岡県久留米市で音成神経内科・内科クリニックを開業、その後も徳島大学臨床教授(2004~2007年)、久留米大学医学部臨床教授(2016年3月より現在)として活動。学会では日本神経学会・日本てんかん学会・日本臨床神経生理学会の専門医・評議員などを歴任した。認知症キャラバンメイトでもありその講師を務め、久留米認知症ネットワーク研究会に所属している。その他、パキスタンでの神経疾患の啓もう活動、関西淡路大震災、東日本大震災・熊本震災・北部九州豪雨などでの医療支援をおこなう、Dr.ブンブン(子ども医学部など)実行委員長、一般財団法人やさしい街代表理事をも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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