内容説明
世界中で続発する紛争やテロ、戦場で死ぬ人より多い貧困や飢餓による死者。私たちはその不正義に対して戦わなければなりません。ただしその戦いに、武力を用いた暴力的行為には反対です。もし、地球に平和をもたらし地球の滅亡を避けたいなら、「悪の戦争」は絶対に阻止しなければなりません。国際平和への唯一のキーワード。愛する日本へホンの少しの提言。
目次
第１章 『悪の枢軸』発言に読む新・戦争論―武力闘争にシフトしたアメリカ（米中枢同時テロはアメリカの謀略か！？；アメリカ原理主義ｖｓイスラム原理主義；「石油資源を確保せよ！」）
第２章 米露蜜月が示す大謀略―地政学に回帰した米露の新・覇権戦略（着々進行する新・縄張り協定；復活する「地政学」（ゲオ・ポリティクス）理論
このままでは飲みこまれる！―日本の暗雲）
第３章 新・地政学で解く世界紛争地図―“水争い”が呼ぶ戦争の世紀（情報戦争がすごいけれど…その裏側；「水」こそ最終サバイバル兵器だ；経済・エネルギー・情報戦争の次は「水戦争」だ）
第４章 「おかげ様」イズムは二一世紀の処方箋―国際平和への唯一のキーワード（地球大転換へカウントダウンが始まった；地球再生のカギは日本にあった！；愛する日本へ、ホンの少しの提言）
著者等紹介
ギャルポ，ペマ［ギャルポ，ペマ］［Ｇｙａｌｐｏ，Ｐｅｍａ］
１９５３年チベット・ニャロンに生まれる。５９年インドに亡命し、６５年に訪日。７６年亜細亜大学法学部卒業。その後上智大学国際学部大学院、東京外国語大学アジア・アフリカ語学研究所に学ぶ。７７年チベット文化研究所所長に就任。８０年ダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当初代代表に就任。９９年モンゴル国立大学より政治学博士号取得。現在は岐阜女子大学教授のほか拓殖大学客員教授も務める。また、コメンテーターとしてテレビ、新聞等で活躍
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