内容説明
愛媛の文学は、これまで総合的な視点からまとめた著作がなかった。このたび俳句・短歌などの短詩型文学を除いて、明治の啓蒙期から大正・昭和を経て平成のこんにちまで四代にわたる文学を鳥瞰してみた。
目次
第1部 南予(宇和島から俊秀の輩出;『てんやわんや』で始まる戦後 ほか)
第2部 中予(永遠の青春小説『坊っちゃん』;輝かしい戦記文学とSFの先駆け ほか)
第3部 東予(今治を愛した徳冨蘆花;猿飛佐助を創った山田一族 ほか)
著者等紹介
図子英雄[ズシヒデオ]
1933年愛媛県西条市に生まれる。1955年大分大学経済学部を卒業し愛媛新聞社に入社。1992年愛媛新聞論説副委員長で退職。日本文芸家協会会員、日本現代詩人会会員。文芸同人誌「原点」主宰。主な著書は、小説集に、『カワセミ』(新潮社・1989年)、『母の碑(いしぶみ)』(新潮社・1992年)、『フクロウ日記』(邑書林・1999年)、詩集に、『呼び声』(原点社・1973年)、『樹の幻想曲』(栄光出版社・1978年)、『地中の滝』(花神社・1981年)、『阿蘇夢幻』(創風社出版・1990年)、『二つのピエタ』(青葉図書・2000年)、文学全集に、『ふるさと文学館 愛媛』責任編集(ぎょうせい・1993年)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 家族に役立たずと言われ続けたわたしが、…
-
- 和書
- 十円玉の話 ことばとえ