民主社会主義への200年―フランス革命からポスト冷戦まで

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  • サイズ B6判/ページ数 649p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901253864
  • NDC分類 309
  • Cコード C3031

内容説明

本書は、イギリス、フランス、ドイツ、そしてロシアによって代表されるヨーロッパの社会主義思想の歴史的な叙述と、それぞれの政治的発展をまとめたものである。

目次

序論
フランス大革命と社会主義
イギリス社会主義の誕生
二月革命と社会主義
ドイツにおける社会主義の台頭
マルクスとエンゲルス
イギリスにおける労働運動の発達
ロシア社会主義の誕生
修正主義とドイツ社会民主党
サンディカリズムとフランス社会党
フェビアン社会主義とイギリス労働党
レーニン主義とロシア革命
両大戦間の共産主義
両大戦間のの社会民主主義
第二次世界大戦後の共産主義と社会主義
社会主義の足跡とその今日的課題

著者等紹介

関嘉彦[セキヨシヒコ]
1912年、福岡市生まれ。東京帝国大学経済学部卒業。社会思想研究会専務理事の後、東京都立大学人文学部助教授、同教授、同大学経済学部教授を経て、早稲田大学政治経済学部客員教授。専攻は政治・社会思想史。民主社会主義研究会議議長、『ジャパン・エコー』編集長などを歴任し、参議院議員1期(1983年から89年)務める。2006年、死去

和田修一[ワダシュウイチ]
1955年、仙台市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士前期課程修了。参議院議員関嘉彦公設第一秘書、平和・安全保障研究所研究員、日本国際交流センター・プログラムオフィサーを経て、平成国際大学法学部准教授。専攻は国際政治(対外政策)、安全保障論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Francis

12
650ページ近くもある大著。フランス革命後のバブーフからソビエト連邦崩壊後の西欧諸国の民主社会主義政党までの西欧での社会主義思想の発展史をたどる。社会主義の歴史を幼年期・少年期・青年期・壮年期と分け、バブーフ、あるいはプルードンらのアナキスト、そしてマルクスらのマルクス主義をユートピア的、あるいは自由民主主義への敬意が希薄であることを理由に厳しい目を向けているのがとても新鮮。個人の尊重を重視しつつ、個人の連帯と協同により少数者の権利保護などの公正な社会の建設を目指す社会主義思想の格好の入門書と言える。2017/07/11

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