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最後のハリー・ポッター―ファンタジーの破壊者

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901221320
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0095

内容説明

“ハリー・ポッター”シリーズの真実がわかる!“ハリー・ポッター”が生み出した、誰も見たことのない魔法世界。その裏側には、ファンタジー小説の「不文律」をとことん打ち破る、新たな物語が隠されていた!“ハリー・ポッター”の本当の面白さがわかる、ファン必携の一冊。ストーリーを思い出すのに役立つ、シリーズ全七巻のあらすじ付き。

目次

第1章 ファンタジーの破戒(ファンタジー界の反逆児“ハリー・ポッター”;ダンブルドアはガンダルフではない ほか)
第2章 最後のキャラクター分析(ハリー・ポッター―七色の“器”;ヴォルデモート卿―稚気とテクノロジー ほか)
第3章 作者J.K.ローリングのこと(ハリー・ポッターに出会うまで;母の死と離婚 ほか)
第4章 “ハリー・ポッター”全巻のあらすじ(ハリー・ポッターと賢者の石;ハリー・ポッターと秘密の部屋 ほか)

著者等紹介

藤城真澄[フジシロマスミ]
1973年、東京生まれ。ファンタジー小説好きが高じてカリスマ・ポッタリアンを自称する。大学卒業後、秘書、図書館司書、外資系企業勤務などを経て、現在フリーランスライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽっか

5
著者は指輪、ナルニア、ゲドと比較し、ハリポタの異端さを紐解く。上3作品には異世界を構築してしまうほどのイデオロギーが存在し(聖書世界やキリスト教以前の古代の価値観など)、そこへ訪れるには相当の想像力が要求される。一方ハリポタは、たとえば竜の歴史的背景をまるっと無視して家畜扱いするなど「面白さ」を追求し、オタク的な楽しみ方を許す。同時に健全なリアリズムに基づいており、人種差別の否定(穢れた血、屋敷しもべ妖精解放同盟)、善悪の二項対立の否定(ダンブルドアの二面性)など指輪が受けた批判を乗り越える側面もある。2019/07/10

Emma

2
「指輪物語」などの今までのファンタジーとの違いについてやそれぞれのキャラクターの分析など。確かにハリーポッターは他のファンタジーより現実味あるなあと感じた。ハリーポッターは読めば読むほど深みがでてくる本だと思っているし、私たちの次の世代にもぜひ読んでほしい。2015/02/11

Mana

1
自称カリスマポッタリアンのハリーポッター分析本。薄めで気軽に読める上に内容がしっかりしてるのでもうけものだった。色々な側面からの比較がされていてとても良かった。三大ファンタジーとの比較も面白い。ローリングさんの活動も色々紹介している。こっちもなかなか良い。2011/07/25

くろなつ

0
(自称)カリスマポッタリアによる〈ハリポタ〉分析。ハリポタが今までのファンタジーとどう違うのか、登場人物分析や、各巻あらすじなど、たった200ページ超とは思えないボリューム。2012/11/01

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