内容説明
長きにわたり、高校・大学教育の最前線で多くの学生たちと関わってきた著者が、哲学の原点に立ち戻り、現今の社会の歪みを見詰め、わかりやすく解説する。
目次
第1章 キルケゴール(キルケゴールの現代的意味;キルケゴールが育ち生きた時代と風土 ほか)
第2章 ニーチェ(ニーチェを考察する前に;ニーチェの生きた時代 ほか)
第3章 ヤスパース(ヤスパースに対しての私の誤解;ヤスパースの歩み―年譜を追って ほか)
第4章 ハイデッガー(ハイデッガーを考察する前に;年譜からみたハイデッガー ほか)
第5章 サルトル(サルトル論を書く前に;サルトルの年譜から ほか)
著者等紹介
青柳進[アオヤギススム]
1937年、栃木県佐野市に生まれる。1957年、栃木県立佐野高等学校より東北大学に入学。林竹二教室にて哲学を学ぶ。1961年、同大学卒業。栃木県立大田原高校を振り出しに、県立高校で英語を教え、1998年宇都宮女子高校を最後に、定年退職をする。退職後、宇都宮短期大学、宇都宮共和大学で哲学・倫理学・宗教学等を教え今日に至る。油彩にも関心あり、春陽会会友(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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