内容説明
ロンドンの街を震撼させる連続猟奇殺人事件が発生した。死体は無惨にも胴体の皮を剥がれ、あるいは鉈でめった切りにされ、鋭利なナイフで生きたまま舌を切り取られている。殺人鬼の残虐かつ冷徹なルールのもとで繰り広げられる連続殺人。共通するのは、目撃者のいない完全犯罪、密室、そして口の中に入れられた謎の銀のスプーン。次なる犠牲者は、まったく予測不可能―。忌まわしい過去を持ち、数々の難事件を解決した名警視レッドが挑んだ、高知能型殺人鬼との息をのむ頭脳ゲーム。想像を絶する最後の大どんでん返し。ショッキングな結末。人間心理の闇に潜む狂気を鋭くえぐった、出色のサイコ・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayumi_M
2
このエンディングだからこそ必要なアレコレだったというのは判るんだけど……どうしても、レッドが優秀な刑事に感じられなかったのがツラかった。2022/06/29
M guchi
1
スゲー怖かった。けど読むのを止められず縮こまって徹夜して読んだ（当時高校生）本。再読したいようなしたくないような。聖書の世界をよりよく知った後で再読して自分の成長度合いを見るのもいいのかも。どこにしまいこんだか、、、
