内容説明
親指ほどしかない「一寸法師」は、いつまでたっても大きくなりません。13歳になった法師は、両親に用意してもらったお椀の舟、箸のかいで、針の刀を腰にさし、京の都をめざして川をのぼります。苦労の末に、身分の高い人に仕え、その家のお嬢さんに可愛がられ、ついに恐ろしい鬼を、知恵と勇気で征伐します。打出の小槌をふってもらい、「りりしい若者」になったときの喜びは、どれほどだったでしょう…。
親指ほどしかない「一寸法師」は、いつまでたっても大きくなりません。13歳になった法師は、両親に用意してもらったお椀の舟、箸のかいで、針の刀を腰にさし、京の都をめざして川をのぼります。苦労の末に、身分の高い人に仕え、その家のお嬢さんに可愛がられ、ついに恐ろしい鬼を、知恵と勇気で征伐します。打出の小槌をふってもらい、「りりしい若者」になったときの喜びは、どれほどだったでしょう…。