内容説明
2003年、アーネスト・ドレイク博士の著書『Dragonology』がイギリスの古本屋で見つかった。そして今、ドラゴン学を志す学生にとって、完全なる道しるべとなる入門書の存在が明らかとなった。ドレイク博士と共に、すばらしい挿絵が入った21課のドラゴン学講義を進めてゆけば、いつの日か必ずドラゴン・マスターとなれるだろう―。
目次
初級ドラゴン学(西洋のドラゴン紹介・ドラゴンの見分け方・ドラゴンの比較;ドラゴンの生物学―食物連鎖・ドラゴンの寿命;初級謎謎;ドラゴン文字を読む;野外調査を始める;ラムトン・ワームの伝説;ドラゴンの宝物)
中級ドラゴン学(東洋のドラゴン紹介・東洋の龍;野生のドラゴンの保護;フロストドラゴンの渡り;中級謎謎;ドラゴン文字を書く;基礎のドラゴン魔法;実験室にて;竜王の伝説)
上級ドラゴン学(オーストラリアのドラゴン・コカトリスとバシリスク・アメリカのドラゴン;ドラゴン飼育の手引き・ドラゴンの応急手当;ドラゴンを描く方法;ドラゴン文字を発明する;ドラゴンの魔法―呪文の威力;冒険に出発せよ;ドラゴン学協会の設立)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千代
1
相変わらずドラゴンのイラストがかっこいい。ドラゴン学講座を初級・中級・上級に分けて案内。ドラゴンの寿命が意外と短く感じた。龍はさすがに長寿。ドラゴン文字(ルーン文字)解読するの面倒臭い…。ドラゴンマスターにはまだまだ手が届かない。2021/09/13
禍鵺
1
魔界の子供たちの必需品。 覚えるべきドラゴンのことが一冊にまとまってる優れもの!ページの感じが歴史を感じられる一品 孫が魔界に帰ってきたら譲ろうかな((⬅
JINKO@灯れ松明の火
0
14-117東京ブックフェアで購入。大真面目にドラゴンの飼い方を述べた本です。世界各地のドラゴンがいて、色んな種類があるなんて!中々新鮮でした。2014/07/20
Shirotora
0
ドラゴンが好きでドラゴンを主役としたこの本の存在を知り、手にとってみた。子供向けの印象を受ける、本の見た目から想像していた内容よりも、読み応えがある。ドラゴンが現実にいるのだ、という事を前提に書かれており、文章の表現も遊び心満載で読者としても読んでいるうち空想の世界に引き込まれる。ドラゴン好きとしては、ドラゴンを実際目にする事ができなくても、子供達にこの本を手にとってもらい、ドラゴンに興味を持ち、好きになってもらいたいので機会があれば紹介したい。【市内図書館】2013/01/10
みっちー
0
☆1 ドラゴンを実在のものとして、フィールドワークなどの研究方法を記した本。小さな封筒が貼付けてあるのが面白い。ターゲットはファンタジー好きな小学生高学年以上を推奨。2011/07/09