内容説明
遂に姿を現すマルティニック・サーガの核心部。奴隷船でカリブ海・マルティニック島に運ばれたアフリカ黒人の、対立し混じりあう二つの家系を軸に、六代にわたる年代記が描くアフロ=クレオールの歴史。記憶を創造し、歴史を奪い返す想像力の冒険。
著者等紹介
グリッサン,エドゥアール[グリッサン,エドゥアール] [Glissant,´Edouard]
1928年マルティニック島の山村ブゾダンに生まれる。詩人、小説家、思想家。現代カリブ海文学の第一人者にしてフランス領カリブ海発「クレオール」思想の代表的論客。2011年パリにて没。小説、評論、詩集多数
管啓次郎[スガケイジロウ]
1958年生まれ。詩人、比較文学研究者。明治大学大学院理工学研究科「場所、芸術、意識」プログラム教授。『斜線の旅』(第62回読売文学賞)。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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