内容説明
１０年間に９回の手術に耐え、毅然と生きた男がいた。それを支えた家族愛。介護には病院や役所への対応、家計、住宅、通院など越えなければならない多くのハードルがある。誰もが真剣に介護に取り組むとき、そのテキストとして活用したい一冊。
目次
第１章 闘病生活を綴る―娘とわたしの介護の記録（ジグザグ人生を歩いた夫；初期の頃―茜色の空；昭和六十一年の頃―運動会；昭和六十二年の頃―輸血 ほか）
第２章 介護をして感じたこと（年金及び医療費について；生命保険のこと；福祉とは；特定疾患と医療制度について）
第３章 最期のとき
著者等紹介
西川公子［ニシカワキミコ］
日本絵手紙協会会員。昭和９年山形市生まれ。昭和６０年小池邦夫先生に師事。平成１０年１０月東京・大崎ウエストギャラリーにて『絵手紙で綴る介護の詩』を出版。現在、よみうり日本テレビ文化センター大宮、（元）浦和産経学園（現）絵手紙さくら草、山形芸術学園、生協カルチャー、各講師を務める
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