内容説明
『赤毛のアン』やプリンス・エドワード島だけではない、ルーシー・モード・モンゴメリの知られざる素顔と生涯。「もし、残りの人生がアンという暴走する馬車に引きずられてゆく運命だとしたら、アンを“創造した”ことを痛烈に後悔するでしょう…」―1908年9月、友人に宛てたモンゴメリの手紙より。
目次
『赤毛のアン』とそれ以降のモンゴメリ
第1部 ルーシー・モード・モンゴメリの生涯(永遠の故郷―アンの生まれた島でプリンス・エドワード島のモンゴメリ(1874~1911)
母として、牧師館の妻としての役割を生きるリースクデイル牧師館時代のモンゴメリ(1911~1926)
苦しみとともに再びアンの世界へ ノーヴァル時代のモンゴメリ(1926~1935)
旅路の果てに トロント時代のモンゴメリ(1935~1942))
第2部 アンは私ではない!―アンとモンゴメリ
第3部 モンゴメリを愛する人々
不滅のアン