内容説明
紀元前750年頃、エジプトに黒い肌をもつ、ヌビア人のファラオが誕生した。―‘黒いファラオ’ピアンキである。だが、エジプトはかつての栄光を失い、権力抗争の渦巻く戦国時代になっていた。そしてついに、リビアの強敵テフナクトが北部連合軍を結成、エジプトに攻め込んでくる。迎え撃つピアンキに勝算はあるのか。エジプトの存亡を賭けた未曾有の大決戦が幕を開ける!世紀の文豪、クリスチャン・ジャックが贈る、ファン待望の歴史ロマン、最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
35
**英雄物語**時は紀元前750年…。かつての栄華を失い内戦の絶えないエジプトに、黒い肌をもつヌビア人のファラオが誕生した。"黒いファラオ"ピアンキである!果たして彼は、エジプトに平和をもたらすことは出来るのか!?(紹介文・他より)――素晴らしい!エジプト学者の著者、クリスチャン・ジャックの描くエジプト作品は、本当に秀逸なものばかりだと思います! ⇒続き2014/02/16
さたん・さたーん・さーたん
0
ヌビア人ファラオ・ピアンキのエジプト統一を描く歴史小説。リビア人中心の北軍とヌビア人中心の南軍の混乱を極めたエジプトの地で、戦争、裏切り、出会い、神から授かる不思議な力_様々なドラマが繰り広げられる。中盤以降急激に物語に傾斜が加わり、目が離せないままスピードを増しながら結末を迎えた。王の威厳、頼もしい仲間たち、神の愛。古代エジプトの不思議な物語。2017/03/12
染井
0
戦乱の時代の光がファラオ