放課後

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784900747364
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

目次

1 放課後―新編(海の歌;きみがころんだ時;女の子;きみがすき ほか)
2 放課後以後―自選作品(水平線;カンソイモ;海とおれ;きゅうこんのめがでた ほか)

著者等紹介

小泉周二[コイズミシュウジ]
1950年茨城県那珂湊市に生れる。15歳の時に先天性・進行性の難病「網膜色素変性症」の診断を受ける。1973年常北町立石塚小学校に新採教員として赴任。以後、那珂湊市立阿字ヶ浦小学校、同第三小学校を経て、現在那珂湊中学校に勤務。主に国語教育と福祉教育を担当。また県内の小・中学校にも招かれ、詩や福祉についての講演活動をおこなっている。1977年詩「カンソイモ」で雑誌「日本児童文学」新人賞を受賞。1994年視覚障害のリハビリのため4月から9月まで国立塩原視力障害センターに入所し、生活訓練を受ける。1998年詩集「太陽へ」で日本童謡賞並びに三越左千夫少年詩賞を受賞。2000年詩「あなたへ」が小学校国語教科書5年上(光村図書)、詩「水平線」が4年上(学校図書、大阪書籍)に掲載される。NHK全国音楽コンクール小学校の部課題曲の詩に詩「大すき」が選ばれる。日本児童文学者協会会員、詩誌「みみずく」同人。そのほかの活動として、私家版のミニ詩集を毎年発行、今年で26集目を数える。また、地元ひたちなか市での「小泉周二詩を歌う会」を定期的に開催している
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感想・レビュー

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スタビライザー

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懐かしい気持ちにさせてくれる詩集だった。自分のかつて体験と重なる部分もあり、読みながら胸が苦しくなったり、物想いに耽ったりした。あの頃も辛い事は沢山あったが、それでも前に進んでいた。この胸の痛みは過去の弱い自分を直視することへの辛さなのだろうか。「おれ」「春」「ニッポン」「ひと」「ぼくは」「言った」等が特に印象に残った。こういう昔を喚起させるものを手に取ると途端に胸が苦しくなるが、それだけ僕はまだ子どものままなのだろうか。それとも、誰もが少なからずこのような心地の悪さを胸に抱くのだろうか。2011/06/24

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