明日、晴れますように―続七夜物語

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明日、晴れますように―続七夜物語

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  • サイズ 46判/ページ数 480p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022519900
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

いまほど世の中の仕組みが複雑ではなかった1970年代。

『七夜物語』という不思議な本の世界を冒険した子どもたちがいた。

鳴海さよと仄田鷹彦。七つの夜をめぐる冒険は、二人にとって大切な経験となるが、

さよも仄田くんも「夜の世界」の出来事を決して思い出すことはなかった。



あれからおよそ30年――。

さよの息子「絵」と仄田くんの娘「りら」は、両親と同じ小学校でクラスメートになっていた。

二人もまた『七夜物語』の世界へと導かれるのか? 



2010年の現代を舞台に、10歳から11歳へと成長する二人の変化の兆しと、

子どもたちを取りまく世界を鮮やかに捉えながら、ささやかな人の営みと、

そのきらめきを届ける物語は、2011年の「あの日」へと向かっていく。



著者の長編ファンタジー『七夜物語』から12年、

次世代を生きる子どもたちの物語

内容説明

著者の長編ファンタジー『七夜物語』から12年、次世代を生きる子どもたちの物語。いまほど世の中の仕組みが複雑ではなかった一九七〇年代。『七夜物語』という不思議な本の世界を冒険した子どもたちがいた。鳴海さよと仄田鷹彦。七つの夜をめぐる冒険は、二人にとって大切な経験となるが、さよも仄田くんも「夜の世界」の出来事を決して思い出すことはなかった。あれからおよそ三十年―。さよの息子「絵」と仄田くんの娘「りら」は、両親と同じ小学校でクラスメートになっていた。二人もまた『七夜物語』の世界へと導かれるのか?二〇一〇年の現代を舞台に、十歳から十一歳へと成長する二人の変化の兆しと、子どもたちを取りまく世界を鮮やかに捉えながら、ささやかな人の営みと、そのきらめきを届ける物語は、二〇一一年の「あの日」へと向かっていく。

著者等紹介

川上弘美[カワカミヒロミ]
1958年生まれ。94年「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞し、デビュー。96年「蛇を踏む」で芥川賞、99年『神様』で紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『水声』で読売文学賞、16年『大きな鳥にさらわれないように』で泉鏡花文学賞、23年『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』で野間文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

93
前作「七夜物語」は、あまり記憶に残っていませんが、新鮮な気持ちで読みました。図書館には児童向けのコーナーに分類されていましたが、大人も十分に楽しめる作品です。絵とりら。ふたりの物語は、とても愛くるしく、素敵なものでした。川上さんの物語は、大人も子どももない世界観で広がっています。2024/08/27

のぶ

88
タイトルに続とついているが、自分は前作を読んでおらず全く分からない。でも独立した話として十分に楽しめた。想像したファンタジーの要素は薄めで、児童文学風に書かれているが、大人でも楽しめる。主人公の小学生、仄田りらと鳴海絵の二人を中心としたストーリーが視点を変えて進んでいく。りらはマイペースで自分のルールのようなものがあって、確かにちょっと変わっている。りらと絵は性別を超えて仲が良く、いつもべったりなわけではないけど、すごく良い関係だなと思った。子どもの視点で語られるのが、とても心地良い一冊でした。2024/08/31

itica(アイコン変えました)

67
続編となっているが、前作はさよと仄田くんが主人公だった。今回はりらと絵(かい)の物語だ。小3~小4の彼らの成長と彼らを取り巻く人間模様を読むのは楽しかった。りらのちょっと変わった思考や、絵(かい)の疑問は子供らしいけれど、でも彼らなりに真剣に悩んでいることは、10歳頃の過去の自分が良く知っている。そのせいか微笑ましいのと同時に励まされた気分にもなった。大人になると忘れちゃうことは沢山あるけれど、芯の部分はきっと変わらないよね。 2024/08/01

Ikutan

66
小四のさよと仄田くんが壮大な夜の世界への大冒険を繰り広げた『七夜物語』。以前、夢中になったこの物語の続編ということで、期待が膨らむ。あれからおよそ30年後、今回の主人公は、さよの息子·絵と仄田くんの娘·りら。平仮名混じりの平易な文章で描かれるふたりの心模様。″扱いの難しい子ども″であるりらは、理系的思考が仄田くんぽいし、感受性豊かな絵は、小説家になったさよの息子らしく言葉に対しての意識が高い。そんな二人が後半、夜の学校で、グリクレルに出会い『大切なもの』を探すことに。心に響くちょっと不思議な物語。大好き。2024/07/23

pohcho

57
七夜物語の続編。前作うろ覚えだが、七夜物語の主人公それぞれの子ども達が主人公になっている。小学四年生の仄田りらと鳴海絵(かい)。「扱いの難しい子ども」のりらがクラスの女子三人組からいじめられたり、絵の家に母の恋人がやってきてりらと三人でお好み焼きを作ったり、二人が大学生のメイと仲良くなったりといった何気ない日常が交互の視点で描かれる。ゆるりとしたまま終わるかと思ったら最後に冒険が(大ねずみ、やまもともと、小さな人、三つの月、雪の結晶)七夜ならぬ一夜物語だが、摩訶不思議な冒険が心に残った。2024/06/28

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