内容説明
ニューヨーク州北部のジェネシーにあるトラピスト修道院。ナウエンは赤裸々な想いを綴った祈りの日記を書き留める。―恐れおののきながら神の憐れみを求める嘆願。―世界で起きている悲惨、暴力、苦難への連帯の表明。―世界平和への強い願い。―厳しい自己観察と謙遜さへの希求。やがて、希望の光をもたらす聖霊の働きへの気づき信頼とが、感謝の想いへと結実し、祈りが閉じられる。
目次
第1章 2月~3月 恐れの心
第2章 3月~4月 主の憐れみを求めて
第3章 4月~5月 希望の光
第4章 5月~6月 聖霊の力
第5章 6月~7月 世界が必要とするもの
第6章 7月~8月 感謝の心
著者等紹介
ナウエン,ヘンリ・J.M.[ナウエン,ヘンリJ.M.][Nouwen,Henri J.M.]
1932‐1996。オランダ生まれ。カトリック司祭。世界的に認められたキリスト教霊性についての著作家。ノートルダム大学、イェール大学、ハーバード大学で教えたのち、ラルシュ・コミュニティの牧者として、知的障害を負った人々と生活を共にする
太田和功一[オオタワコウイチ]
東京都生まれ。ディサイプル・トレーニングセンター卒(シンガポール)。キリスト者学生会主事を経て、国際福音主義学生連盟(IFES)前副総主事。現在、クリスチャンライフ成長研究会主事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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優希
65
四旬節から復活祭、昇天祭に向かう祈りが心に沁み渡ります。主の憐れみへの叫び、希望、聖霊の力、感謝の心があふれているのを感じました。それは恵みに対する感謝の想いが祈りとして滲み出ているからでしょう。内なる聖霊の祈りが心の想いとして、憐れみ深い神がおられることを知らしめることに通じるのだと思いました。一人の祈りであると同時に、多くの人の祈りへとつながる神への想いでもある祈祷集。その日毎に祈りのページを開いて読むべき本なのかもしれません。2016/04/18
yuxxlogy
0
◎2014/05/20
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- 和書
- ウルトラヒロインズ