女ユダたち - ドイツナチ時代の密告10の実話

女ユダたち - ドイツナチ時代の密告10の実話

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784900621114
  • NDC分類 946
  • Cコード C0000

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mana

3
東ドイツ人の著者がナチス時代の密告者について調べた本。社会主義政権下で密告を調べるのって大変じゃないかと思ったけど、そうでもなかったみたい。ファシズムの批判ということで政権から奨励してもらえたようだし。密告システムのあった東ドイツでナチスの密告者について調べるなんてシュールな図だと思うけど。2018/08/23

みき

1
図書館で面白そうだったので。事実を突き止めるというより、作者自身の思索の旅。色んな書き方をしていて面白い。文章が少しわかりにくいのは訳のせいか?注釈が丁寧で漠然と知っていたナチス組織の勉強になりました。民間人が戦争犯罪人としてさばかれているのは、日本と違うなぁと思いました。2016/06/28

よしあ

0
あとがきにあるように、同じ敗戦国でも、戦後処理の違い・裁判に対する国情の違いがある。ドイツでは、実際に手を下していない密告者の追求も、容赦なかった。戦後は裁判にかけられ犯罪者として裁かれてしまう。 旧・東ドイツでの戦後を過ごしている作者が、言論の不自由のなかで資料をまとめた著作。戦中なみに、下手すると社会的に抹殺されるかも知れなかった、という皮肉。親からも、もっと別のテーマで書けば?と言われたのが、物語っている。 個々に事件をあげているので、密告に至る経緯も、まったく各々なのだなあと思う。 2021/12/06

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