内容説明
炭鉱の露天掘りや土工夫の仕事を始めとし、印刷屋、鍛冶屋、豆腐屋など多くの職業を経験した後、老人福祉の現場に三十年以上携わってきた著者。定年後は、ケアマネジャーとしてお年寄りやその家族と苦しみや喜びを共にしている。人との垣根ない出会いをしなやかに綴る、心あたたまるヒューマン・エッセイ。
目次
夏(隠し子;コウホネの花;まめばぁちゃん;ホッケの開きが食べたくて;自然監視員;朝顔の名人)
秋(お風呂屋さんの番台;おばあちゃんの提案;知床旅情;ひがし大雪アーチ橋;内助の功;さけのゆりかご;ふるさと)
冬(北の宿;知らない人;宿題;隣近所のお付き合いが大切;網走旅情)
春(母の楽しみ;このボインでどうかしら;土・日は遠慮しましょうよ;孫と曾孫)
著者等紹介
小野進[オノススム]
昭和8年宮城県生まれ。北海道夕張市育ち。札幌市役所勤務で生活保護法によるケースワーカー10年、生活保護法による査察指導員5年、老人福祉相談業務15年。退職後、経費老人ホーム、老人保健施設、在宅介護支援センター等に勤務。介護保険制度の施行時から介護支援専門員として活躍。地区民生委員としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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