内容説明
おとなのADHDの人の「毎日の生活に具体的にどう対処すべきか」、「家族、職場、関係機関との折り合い」、「生活を補完するための必須アイテム」について非常に細かく親切に記述。さらに「女性の生活とADHD」についても簡潔でわかりやすく解説。
目次
第1部 問題を明確にする(ADHDとは;ADHDの原因;ADHDの診断;鑑別診断と共存症)
第2部 問題を解決する(「どこから手をつけたらよいのでしょう?」;薬物療法;成人のADHDに対するその他の治療法;ADHDと取り組む―毎日の問題に対処する戦略;ADHDの人の適応を助ける機器)
第3部 その他の問題(女性とADHDの問題;ADHDと家族;ADHDと職場、学校)
著者等紹介
サダース,デービッド・B.[Sudderth,David B.]
フロリダ州のネープルズ神経学センター所長。同じくネープルズにあるガルフコースト脊椎学会の設立者のひとり
カンデル,ジョセフ[Kandel,Joseph]
ネープルズ神経学センターの設立者のひとりで、現在メディカルディレクター。さまざまな医学雑誌に数多くの記事を発表している。また、痛みに対する治療と脊椎障害についての講演では定評がある
田中康雄[タナカヤスオ]
1958年栃木県に生まれ育つ。83年に独協医科大学医学部を卒業後、旭川医科大学精神神経科教室に入局。医局助手、外来医長を経て、92年より北海道立緑ケ丘病院医長となり、96年より同病院児童部門担当となる。児童・思春期・青年期の地域臨床精神医学を専門分野にすべく、現在、病院業務に加えて、日本児童青年精神医学会評議員、子どもの虐待を考える会相談役、北海道子どもの虐待防止協会副代表兼十勝支部代表、十勝ADHA&LD懇話会代表として、他職種の仲間たちといっしょに奔走している。今もっともほしいのは、家族との時間である
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