磯崎新の発想法―建築家の創作の秘密

磯崎新の発想法―建築家の創作の秘密

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784900456570
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0052

内容説明

創造的な仕事はどこから生まれるか。世界的建築家イソザキアラタはいま何を考えているか。難問を抱える21世紀の都市と建築のゆくえを、具体的なプランとその発想の根源を呈示しつつ明快に論じる。

目次

私の発想はどこからくるか
建築家が発想する
都市のユートピアは可能か
瓦礫の街から
フィレンツェの丘の上にて
みはらしとなづけ―私の景観論
都市は姿を消す

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kthyk

16
先週、シェーンベルクの「見ることの悲劇」ノーノの「聴くことの悲劇」をブログにした。この書は「つくることの悲劇」。都市はデジタルを介してしかアクセスできないバーチャルのネットワークのなかに移行。眼に見えているのは、抜け殻となった街の残骸。しかし、都市概念が消えても住む場所には困らない。今、世界は群島化し、どこもが中心、どこにも中心がない。そこでは文化は洗練されるが社会的エネルギーは枯渇する。変動の予知だけでなく、事態を再編し、牽引する理念は見いだせない。表層の記号性がはぎ取られると単なる物質でしかなかった。2021/07/01

TAKAMI

0
90年代後半の、磯崎氏の都市に関するエッセイ集。海市プロジェクトとかもっと詳しく知らないといけないなと思いました。またキャピタルとメトロポリスの話も、都市に関するまなざしをクリアにしてくれました。クリアというか、疑問は残ったのですが、疑問がクリアになった。最近のエッセイも読まないとだめだ。2015/03/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/241595
  • ご注意事項

最近チェックした商品