感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
「海士(海人とも言われる)」をもとにした能の絵本。藤原不比等の息子・房前は、嫡男として将来に栄華を約束された身、けれど母の素性を知ることなく過ごしてきた。不比等が亡くなる寸前、母は讃岐国志度の浦の海女だと教えてくれ、母を訪ねて出向く。そこで一人の海女と出会い…。 貴人と村娘の恋バナだけでなく、龍神との対決など、能の舞台で観たいものだ。2021/04/16
きゆやすか
3
[あやしい絵本]から。美しくも悲しい物語。海女の絶望感が伝わる。お能の絵本シリーズだとか。続けて読みたい。2016/09/06
さくらこ
3
片山清司の能の絵本シリーズではこれが1番好き。(特に絵が。)玉之段のあたり、海に潜るシーンの海の深さを本当に良く描かれている。大好きです、「海士」。初めて能「海士」を観たのはビデオでだけれど、画面越しに海の底が見え、ぼろぼろ泣いた。その時の"映像"が想起される、素晴らしい絵本です。欲しいなぁ。買おうかしら。2012/10/07
水色さくら
0
◎2013/12/15
楓 a
0
可哀想な事にならはったなぁ。 こんなとこにお墓造らんでもいいのに。 2011/07/11