内容説明
歌舞伎の詩情…美しさ、楽しさ、こよなく芝居を愛する山川静夫珠玉の随筆集。4章に70篇の名随筆。洒落た筆致。さらりと読んで、知識も豊かになります。90歳まで舞台に立った多賀之丞のインタビューも貴重。
目次
第1章 歌舞伎おでん(歌舞伎おでん;なつかしき大向う ほか)
第2章 長右衛門の年忌(長右衛門の年忌;上方ことば ほか)
第3章 芸に遊ぶ(芸に遊ぶ;火花 ほか)
第4章 駒助の肩(駒助の肩;助高屋高助 ほか)
第5章 多賀之丞今昔ばなし(尾上多賀之丞インタビュー;とび出したおつるのオチンチン ほか)
著者等紹介
山川静夫[ヤマカワシズオ]
1933年、静岡市に生まれる。1956年、国学院大学文学部卒業、NHKにアナウンサーとして入局。「紅白歌合戦」「ウルトラアイ」「邦楽百選」など司会。1994年よりフリー。現在、「山川静夫名人劇場」主宰。著書に「名手名言」(文春文庫。日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など
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