内容説明
「マルクスもレーニンもなしえなかった新たな理論領域をわれわれは現に今切り拓いているのだ!」―一九六〇年代半ば、組織実践の具体的論理を探究する熱い討論の場に黒田の肉声が力強く響く。
目次
実践・理論・組織の弁証法的構造について―大衆闘争論の深化のために(内部論争の限界状況;実践の物質的構造をめぐって;革命と組織にかんする諸問題 ほか)
「全学連フラクションとしての学生運動」の克服のために(偏向発生の前提;フラクション理解の歪み;大衆闘争のイデオロギー闘争主義的理解 ほか)
運動=組織論の深化のための二、三の問題について(方針提起における二つの偏向;「戦略の適用」主義の克服;フラクション活動について)