内容説明
いかに飾り、いかに抑えて書き上げるものなのか、現在活躍中の若手純文学系作家22人の魅力と腕前を分析して、魅せて読ませる“美味しい書き味”のテクニックを探る。
目次
村上龍
吉本ばなな
山田詠美
椎名誠
林真理子
原田宗典
辻仁成
長野まゆみ
内田春菊
池沢夏樹
高樹のぶ子
久間十義
松浦理英子〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
武井 康則
6
20世紀末に若手であった作家について、まだ純文学という語が死語でなかった時代に書かれたもの。評論家志望の大学に在籍している、22名の女性に書く場を与えようと作られたのだと思う。だから、その時流行りの作家を挙げているが、その作家の作品からの引用がない。文章も短い。形を揃えたのか、全員が質問に答える態のコメントなのでその作家、作品に対する説得力がない。途中から引用文をまとめて最後に羅列するようになったが、引用の意図が書かれていないから意味が分からない。2025/07/27
なむば
0
読破は全然してないんだけど、これ面白いよ。村上春樹とか吉本ばななとか考察してて、かつ分かりやすいんだよね。初心者の自分にも。 読んだことある人をこれで見るのもいい。だけど案外読んだことない人のを読んで読みたくなるのもいい2014/10/26
FlowerLounge
0
★32010/11/13