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戦後労働運動の焦点

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784899890836
  • NDC分類 366.621
  • Cコード C0036

内容説明

日本共産党の50年分裂、総評結成、レッド・パージ、朝鮮戦争―共産党の徳球指導部と決別し戦後労働運動の焦点に肉迫。

目次

第1部(産別は総同盟をかく見る;戦線統一問題の焦点―全労連改組委員会を中心にして;総同盟にたいする反批判;細谷氏の安定点理論について;総同盟の全労連脱退の意義;細谷理論批判;民同の「新産別」運動を批判する)
第2部(電気事業の実態をつく―電産争議にたいする調停案をめぐる諸問題;一九五〇年テーゼと今後の労働運動;一九五〇年の労働運動をかえりみる―きりすてごめんふくめん座談会)
第3部(産業防衛闘争の経験と方向;秋季闘争の新段階と労働計画;経済計画と工場委員会の問題;合理化といかに闘うか―歴史の教えるもの;春季賃金闘争の発展とその方向)

著者等紹介

斎藤一郎[サイトウイチロウ]
1911年北海道長万部に生まれる。1931年秋田で農民運動に参加。1932年全農全国会議秋田地方委員会を組織し共産党に入党。11月治安維持法違反で検挙され懲役5年の判決。1939年非転向で出獄。1945年再入党、党本部から派遣され秋田県党再建に協力。1946年産別会議の事務局に入り、党フラクションの責任者として労働運動に献身。1949年党中央と決定的に対立、産別会議を離れる。以後、活動家グループの指導と執筆活動に専念。1968年8月30日逝去。享年57歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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