内容説明
日中戦争、太平洋戦争へと時代が激していくなか、主人公信一は、自分らしく、懸命に生きぬいた。上海を舞台に、若き日々を赤裸々に綴る青春譜。
目次
第1章 生誕の街・上海
第2章 上海航路の時代
第3章 屋根裏部屋の青春
第4章 上海工部局警察時代
第5章 日中戦争
第6章 さすらい人の世紀
著者等紹介
梶本孝治[カジモトコウジ]
1941年大阪市にうまれる。1963年大阪大学工学部卒。家業(カバン卸商)~サンスター技研と、戦後生まれの「擬革」(レザー、合皮と呼ばれた)「軟質樹脂コーティング技術」に拘り、復興期から高度成長期へと、自動車部材、建築内装材事業へと一貫して企画業務に携わる。バブル崩壊後数年潜行、2001年日本能率協会の「カウンセリング」講座受講、資格習得し、カウンセラー活動。2005年以降は、社会福祉、地域支援活動に勤め、週末は外国人若者へ日本語会話ボランティア活動
鍵山淳子[カギヤマジュンコ]
1955年新潟県にうまれる。1975年武蔵野美術短期大学卒。就職、結婚、子育ての後、齢50にて、スケッチ生活を始める。2013年「スケッチブック展楽描きの会」を結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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