内容説明
本書はフランスの作家アレクサンドル・デュマ（大デュマ）の『モンテ・クリスト伯』（一八四五）の黒岩涙香訳『巖窟王』を、新しく版を起こして再現した新組出版である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lesen
0
情は枯れ果てていたと思ったのに、未だ奥底に潜んでいたとは。この情で危うい目にあった。今後一層、情は捨てねばならぬ。そうでなければ、この大事業は成し遂げられぬ。 復讐だけというのは悲しくもあり、虚しくもある。しかし、先が気になってページをめくり続けた。寝ても覚めてもこの本のことばかり考えていた。ただ、この面白さを表現出来ない事が残念。三銃士より岩窟王の方が好み。2009/11/12
ゆい
0
春頃から少しずつ少しずつ読み続け、漸く読了。もっと読んでいたかった。2010/11/25
