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内容説明
智・仁・勇から成り立つ武士道は、武士集団によって磨き上げられ、やがて民衆の中にも道徳律として根づき、日本人の精神構造の高貴なる部分に宿ってきた。明治半ばに対露政策で苦悩する日本を救った「日英同盟」の契機も、日露講和条約を仲立ちしたルーズベルト大統領に影響を与えたのも、この「武士道」であった。
目次
第1章 新武士道のルーツ
第2章 魂を喪失した日本人
第3章 大義―犠牲をいとわぬ心
第4章 勇気―国際社会に生きる
第5章 仁愛―敬天愛人の心
第6章 犠牲―身を殺して仁を成す
第7章 礼節―士魂工才に生きる
第8章 克己―堪忍が人生の土台
第9章 士魂工才―日本の天職
終章 武士道の未来を展望する
著者等紹介
塚本三郎[ツカモトサブロウ]
昭和2年、名古屋市に生まれる。中央大学法学部卒業。昭和33年、衆議院議員に当選、以降10回当選。民社党書記長、委員長を歴任。平成9年、勲一等旭日大授章受賞。現在、政治評論家
吉田忠雄[ヨシダタダオ]
大正15年、新潟市に生まれる。明治大学政治経済学部、同大学院修了。明治大学講師、助教授をへて昭和40年以降教授、平成9年、定年退職。その後、宮崎産業経営大学教授。平成13年、定年退職。その間、明治大学政治経済学部長、国土総合開発審議会特別委員、日本人口学会会長などを歴任。現在、明治大学名誉教授。主な著書に『カナダ日系移民の軌跡』(カナダ首相出版賞特別賞受賞)ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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