感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
7
巻頭から和田編集長の「四面楚歌」と題したバスの置かれている厳しい様の論調。編集後記で何故四面楚歌とつけたのかの釈明があるが、コロナでの利用客減少と鈍い回復だけでなく、国のはっきりしないEV施策にも苛立つ。日野のエンジン不正も見逃せない。カタログでは日野の不正で販売中止のモデルも載せる。他社製では価格上昇が著しい。歴史編では懐かしの国鉄バス特集があり、北海道から九州、そして解体待ちまで載せ、名金線・さくら道・佐藤良二にも触れる。バスラマ賞はレストアを果たした旭川電気軌道のふそうMR430に授与。2023/02/08