双葉文庫<br> 浪人奉行〈2ノ巻〉

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双葉文庫
浪人奉行〈2ノ巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575668414
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



稲葉 稔[イナバ ミノル]
著・文・その他

内容説明

哀しい過去を断ち切るべく、封印していた剣を再び握った八雲兼四郎。表の顔は干物とめし、酒しか出さぬ店「いろは屋」若大将、裏の顔は許せぬ外道を冥土に送る浪人奉行として生きる兼四郎に不穏な噂がもたらされる。反物を積んだ舟が江戸の手前で次々と消え、荷だけが市中で闇商いされているというのだ。悪の匂いを嗅ぎつけた兼四郎は盟友、橘官兵衛らと行徳に乗り込むも、待ち受けていたのは最凶の賊徒だった。大反響の剣戟シリーズ、堂々の第二弾!

著者等紹介

稲葉稔[イナバミノル]
1955年熊本県生まれ。脚本家などを経て、94年に作家デビュー。冒険小説、ハードボイルドを皮切りに、近年は時代小説に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

95
浪人奉行「二ノ巻」。兼四郎に官兵衛、定次いいコンビですね。浪人奉行で宿場や村では信用され通用するのが面白いですね。2018/03/16

やま

55
浪人奉行・八雲兼四郎の活躍の物語です。武蔵国(現在の東京都と埼玉県及び神奈川県の川崎市、横浜市)と、下総国(現在の千葉県北部と茨城県南西部)との境を流れる江戸川の松戸と市川の間で、荷を積んだ高瀬船(川船)が襲わる事件が頻繁に起こる。「岩城枡屋」の主人・久右衛門は、次は自身の荷を積んだ高瀬船が、襲われるかもしれないと思い、麹町の栖岸(せいがん)院の住職である隆観(りゅうかん)と諮り、江戸で有数の剣客であったが、事情があって今では小さな居酒屋「いろは屋」の主人になっている八雲兼四郎に、二十両で探索を依頼する。2024/08/04

とく たま

6
いいな装丁が富士山!江戸へ向かう船の荷が奪われ人が殺される。飯屋を営む浪人兼四郎が始末に向かう。前巻で兼四郎を慕う浪人と依頼者の使用人も加わり、7割方探索に紙片を費しているが、退屈はさせない。善人が全て助けられる訳でもなく、圧倒的な強さでもないのが、痛さや苦しさを思わせられる・・2024/05/17

ひさか

4
2017年7月双葉文庫刊。書下ろし。シリーズ2作目。1作目と同様のノリで、既にマンネリ感あります。「(俺は)浪人奉行だ」って言うだけじゃなく、何か工夫があると面白いのですが。2017/10/05

犀門

2
No.141★★★★☆2018/08/07

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