- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 音楽
- > カタログ・事典・年鑑
内容説明
10年前に刊行された『Light Mellow 和モノ669』はシティ・ポップスファンのみならず幅広い層に支持された伝説のガイドブックですが、入手困難状態が長年続き、「幻のガイドブック」と云われていました。今回、監修・執筆陣はそのままにデザインを一新した“Special”エディションでは、掲載アイテムの入れ替えナシに、初版の04年以降にリリースされた新作を中心に、新たなる発掘ネタや、近年再評価が進むブギー物など160枚超の新ネタを追加した、和モノLight Mellow系ガイドブックの決定版です。
目次
1 イノベーター&アーティサン(シュガー&ナイアガラ;ティン・パン・ファミリー ほか)
2 シティ・ミュージック黄金時代(70’sの女性シンガーたち;フォークもジャズもコーラスも ほか)
3 J‐AORの時代(リゾート・アンド・アーバン;スパークリング80’s ほか)
4 アップ・タウン・ナウ(シティ・ポップス新世紀;Talk Session with ジャンクフジヤマ2013.04.26 ほか)
著者等紹介
金澤寿和[カナザワトシカズ]
昭和35年生まれ。音楽ライター/コンパイラー。AORを中心に、ジャズ・フュージョンやブラック・コンテンポラリー、和製シティ・ポップスなど、70~80年代のアーバン・サウンドに愛情を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
31
なんかもうちょっと別に選ぶものがあるだろうとケチつけながら読むのが正しい読み方と思いつつ読むが、自分が好きなのがあるとうれしい。これとYOUTUBEあればかなり楽しめます。井上鑑のすごさを再認識したけど、もうちょっとソロ作品厚めにしてもいいと思った。2013/11/15
阿部義彦
16
感激!素晴らしい。所謂日本のシティポップスのルーツから最新型までの包括的名盤のカタログ。1章のイノベーター&アーティサンでは、私が青春時代に買った盤が目白押し!シュガーベイブ、山下達郎、吉田美奈子、大貫妙子、南佳孝、ティンパン・アレイ、佐藤博、鈴木茂、佐藤奈々子、私の音楽要素の半分はここにあったのか?と再認識(残りはプログレとオルタナとDUBとテクノとアンビエントと閑話休題)昔で聴く音楽が止まってる大人多いけど私は最近のコーネリアスや山下達郎お気に入りの((さらうんど))も自腹で買っていて自慢かにゃー。2018/07/07
Tenouji
5
この本をネタに、ネットオーディオで、あらためてシティポップを聴く。今、聴いても、いいんじゃない?w2018/11/18
雪待
5
シティ・ポップの系譜を辿れる一冊。ロジャニコのフォロワーがピチカートで、とか「あの花」の音楽麗美かよ!と盛り上がる人は楽しめる。大貫妙子&吉田美奈子→土岐麻子、山下達郎&大瀧詠一→ジャンクフジヤマ、シュガー・ベイブ→あっぷるぱい・・・これの一つでも解ると、それはもう楽しめる。具島直子、paris match、比屋定篤子、一十三十一、南波志帆、テリー&フランシスコ、流線形、キリンジ、冨田ラボetc.この辺を追ってる人には必携だ。この一冊で自分の音楽世界がより深く広がる事は間違いない。2013/11/10
F4ふぁんとむ
2
1)CD化されてないアルバムが多い 2)CD化されてても廃盤が多い 3)解説がわかりにくい 4)なにより書名が変 と不満は多々ありますが、この本片手にCD漁るんだろうな。きっと。2013/12/10