内容説明
“役に立つバカ”になるな!中国は自分たちにとって都合の良い「役に立つバカ」な日本人をリクルートして親中派として育て、国防動員法が発動された際に世論の分断などの撹乱工作に従事させる思惑がある。「役に立つバカ」とは、無邪気にも自分では良かれと思ってやっていることが実は、特定の政治勢力に利用されている人物や勢力を意味する。ウイグルや香港、チベットなどでの人権弾圧には目をつぶり、ただひたすら日中の友好親善に注力している自分は世のためになっていると勘違いしている御仁らのことだ。
目次
1章 ヒタヒタと押し寄せる中国の“隠れた侵略”―いつの間にか中国の工作に取り込まれている(ハニートラップとスパイ;政界を侵食する中国のワナ ほか)
2章 中国人に買われるニッポン―もはや丸わかりの中国侵略に手も足も出ないのはナゼ?(火葬場にまで中国人の手が及ぶ;政府は「闇の警察」を解体せよ;土地買収も「見える化」されてきた)
3章 破綻を来す独裁国家中国―反習近平勢力が密かに増殖中?(相次ぐ粛正劇;激化する権力闘争)
4章 中国に拘束される日本人―日本人を救い出すことができない政府に喝!(中国駐在員は日本経済の「人身御供」か;ついに犠牲者が―それでも「遺憾」砲で終わる愚)
5章 中国におもねるバカども―もう恥さらしはやめるべきだ(川勝平太―歴史に残る汚名;公明党―なぜ、ここまで中国の顔色ばかりをうかがうのか;田名角栄の功罪―日中国交正常化の光と影)
著者等紹介
佐々木類[ササキルイ]
1964年、東京都生まれ。産経新聞に入社。事件記者として、警視庁で企業犯罪、官庁汚職、組織暴力などの事件を担当。その後、政治記者となり、首相官邸、自民党、野党、外務省の、各記者クラブでのキャップ(責任者)を経て、政治部デスク(次長)に。この間、米紙「USA TODAY」の国際部に出向。米国テネシー州のバンダービルト大学公共政策研究所日米センターでは、客員研究員として日米関係を専門に研究した。2010年、ワシントン支局長に就任後、論説委員、九州総局長兼山口支局長を経て、23年10月まで論説副委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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