内容説明
世界で唯一の被爆国だからこそ、核を持つ正当な権利が日本にはある。核兵器の恐ろしさを、想像ではなく経験から知っているからだ。
目次
第1章 ウクライナの教訓―反核・非核では国を守れない!(被爆三世がなぜ核保有論を主張するのか!;北方領土奪回のため日米安保に「核報復義務」を ほか)
第2章 “ポスト安倍”自民党政治―真価が問われる(岸田新総裁に靖國参拝のススメ;保守主義とは対極に位置する岸田流「計画経済」 ほか)
第3章 いま、ここにある日本の危機―憲法改正と皇室の未来(憲法改正、待ったなし!;自衛隊の邦人救出作戦を阻む「自衛隊法」 ほか)
第4章 人権と救国の思想―バークの保守主義に学べ(「中国」の国名を外した“非難決議”は国家百年の恥;自称フェミニストの抗議活動に中国共産党の影 ほか)
著者等紹介
橋本琴絵[ハシモトコトエ]
昭和63年(1988年)広島生まれ。広島大附属福山高校を経て、平成23年(2011年)九州大学卒業。英バッキンガムシャーニュー大学院修了。第48回衆議院議員選挙(2017)で、希望の党公認候補として立候補(次点)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tamami
53
些か刺激的な題名ではあるけれども、令和の今本書の刊行を知り、時代は移りゆきつつあると感じる。その昔、何かの集まりなどで「戦争」という言葉を口にしただけで、肯定論者として叱られたものだ。ましてや核武装の論議など、机上の空論としてもあり得なかった。しかし現在、本書のような立論こそ必要とされているように思う。本書では、その他憲法、人権、移民等々の政治課題について、詳しい法律論議を交えてその是非を表明している。まずは政治的信条の違いを越えて、国の政治的課題について、多くの議論を巻き起こすことが必要なのではないか。2022/09/01
香菜子(かなこ・Kanako)
22
日本は核武装せよ! ー被爆三世だから言う。橋本 琴絵先生の著書。核兵器の恐ろしさはだれしもが知ること。核兵器の恐ろしさはだれしもが知らなくてはいけないこと。日本は核武装せよという主張をするのは自由。橋本 琴絵先生のように日本は核武装せよと主張する人もいれば日本は核武装するなんてとんでもないと主張する人もいる。それは健全な言論の自由。橋本 琴絵先生は被爆三世とのことです。被爆三世の方の多くは日本は核武装せよとは思っていないのではないかなあというのは素人考えなのかな。2022/08/17
魔王
17
日本は原爆を持つ技術がなかったから落とされたという考えは斬新だった。広島の平和記念公園の石碑を見ると、保守を自覚するまではぼんやりしていたが、今ならはっきり違うだろと言える。 それにしても、社会が複雑化して、政治家も法律も追いついていないなと思った。 読んでいて日本人として悔しいことがたくさんある。2023/02/04
猫路(ねころ)
14
私は全く核兵器には抑止力にはならないと強く思う。核兵器の報復合戦の前に首都に核兵器を投下すると思う。核兵器持ったってどうぞ戦争受け付けてます、みたいなことになりますよね。今の戦争状況から考えたって、今の威力は計り知れないほど開発されてる。過去や現在の軍事や政治について、わかりやすく書かれている面では、多少はそういう思想も必要なんだなって思った。後半は色んな社会問題について言及している。2024/08/28
H
13
この作者は凄いな。実に理路整然と的確に今の日本の問題点を指摘している。2022/08/28
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