出版社内容情報
内容説明
日本を襲う危険な「環境テロリスト」の罠。「日本の国土、売ります」でいいのか?このままでは、中国共産党が「第2のGHQ」になってしまう。
目次
国防意識と危機感が欠如した日本人
「日本の国土、売ります」でいいのか?
奪われる寸前の尖閣
「移民」と「難民」の相違に無頓着
誰も予想できなかった電力の逼迫・ブラックアウト
黙殺された豊田章男社長の正論
カーボンニュートラルと地球温暖化危険論の問題点
エネルギー政策はドイツを見習うな
電力自由化の罠にはまるな
日本の独立には原発が必要
原子燃料サイクルは国家戦略
「武装中立」「原発維持」のスウェーデンを見習え
したたかなカーボンニュートラル戦略を
著者等紹介
川口マーン惠美[カワグチマーンエミ]
作家。日本大学芸術学部音楽学科卒、1985年にドイツ・シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。ドイツ在住。2016年、『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)で第36回エネルギーフォーラム賞・普及啓発賞受賞、2018年に『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』(グッドブックス)が第38回の同賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫の煙
13
最も関心を持つべきは、エネルギー政策だろう。かつて石油を求めて戦争へ突き進んで行ったことを、忘れてはいまい。EUに同調し、カーボンニュートラルという掛け声だけで、現実を直視していないのではないか。著者はドイツ在住だが、ドイツのエネルギー政策には批判的。ドイツの電気代は高すぎる。 2021/08/17
Mik.Vicky
7
非常に賛同する部分が多い。マスコミもこう言ったことを問題提起すればいいのに、中国の息がかかっているのか、日本が弱体化するような方向性でしか報道しない。このままでは、孫どころか娘にもよい国である日本を引き継いで行けなさそう。表現の自由が制約される前に、こういった本がたくさん読まれて、問題意識を持つ日本人が増えてほしい。しかし、野党なんかはなしにならないが、自民党も何を目指して今の政策を進めているのだろう。目先の利益だけだろうか・・・阿部さん、三回目の総理、努めてほしかった。2022/10/03
Go Extreme
4
国防意識と危機感が欠如した日本人 「日本の国土、売ります」でいいのか? 奪われる寸前の尖閣 「移民」と「難民」の相違に無頓着 誰も予想できなかった電力の逼迫・ブラックアウト 黙殺された豊田章男社長の正論 カーボンニュートラルと地球温暖化危険論の問題点 エネルギー政策はドイツを見習うな 電力自由化の罠にはまるな 日本の独立には原発が必要 原子燃料サイクルは国家戦略 「武装中立」「原発維持」のスウェーデンを見習え したたかなカーボンニュートラル戦略を2021/08/14
ワシじゃ
3
外国在住の日本人ほど、日本と世界の現状が良く見えている。つまり日本のメディアが仕事していないか、無能かのどちらかである。新聞・テレビを捨てて本を読むべきである。 さて、ドイツ在住の著者は特にエネルギー問題に傾注し日本に警鐘をならしている。温室効果ガス・脱炭素や再生可能エネルギー等々掘り下げる程『悪夢』に近づく。地場産業を破壊し、中国依存型の国家に変わる。世界が第二次世界大戦に突入した既視感がある。『No』と言えない同調圧力、何処の国が特をするのか?政府は真面目に議論すべし、こんなバスなら乗らなくて良い。2021/11/15
Tomonori Yonezawa
3
【地元図書館】2021.6.28初版▼13章231頁、「正論」とか「Hanada」あ、WACなんで「WiLL」に載ってるようなことをツラツラと。▼「つまり、〜」「〜。要するに〜」が多いと感じる。使いたがる人いるが、使いすぎると読みづらくなる。▼出だし🇰🇷の🇰🇵に対する見立てはチト違うのでは?俺には統一を理由に土地と奴隷が手に入る、と皮算用してると見える。▼6章、豊田章男社長のとこ、EV完成車の充放電検査で云云のあたり、🚙雑誌やネットで注目して書いてた方は記憶にない。注目するとこが違うのが面白い。2021/10/24