内容説明
「習近平の呪縛」から逃れなければ人類は死滅する!歴史上、巨大権力を握る人間の傲慢さは、九分通り愚行を冒す。全体主義がもつ「文明の不作法」は、行き過ぎれば自滅を招く。キューバ危機を起こしたフルシチョフが解任されたように、香港や台湾への武力介入を行えば、習近平も失脚の憂き目を見るかもしれない。しかし、そんな異形の大陸国家の膨張主義を抑止するために海洋国家日本はどんな宿命を背負うことになるのか?
目次
第1部 傲慢国家・中国&国連機関は、こう「封じ込め」よ!(習近平の呪縛から逃れなければ人類は死滅する;中共服従のWHOも酷いが、IWCはもはやクジラ愛好家の集まり;IMF(国際通貨基金)が中国に乗っ取られないためにやるべきこととは)
第2部 アフターコロナの危機突破は「保守」にしかできない(安倍首相は「日本のサッチャー」になれるか;内憂外患に直面した大正・昭和の後藤新平と令和日本;コロナと一体化する「一帯一路」「健康シルクロード」の罠;蔡英文たちは習近平の圧力を跳ね返せるか?)
第3部 文明の不作法(世界に異彩を放つ文明社会の光と影;平和ボケばかりが集まる国会;平和に仇なす国々に囲まれた「和を以て貴しとなす国」)
著者等紹介
湯浅博[ユアサヒロシ]
国家基本問題研究所主任研究員、産経新聞客員論説委員。1948年生まれ。中央大学法学部卒。プリンストン大学公共政策大学院Mid Career Fellow program修了。産経新聞でワシントン支局長、シンガポール支局長、論説委員、特別記者などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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