わんわん丘に冬がきた!

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  • サイズ A4判/ページ数 42p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784904196182
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

北国のわんわん丘に、そろそろ冬がやってきます。冬になると、湖の水はこおり、家も畑も道も、雪におおわれてしまいます。電気もガスもありません。どうやって寒い毎日をすごすのでしょう。冬には、クリスマスとお正月がきます。それから、わんわん丘には、村じゅうの人がみんなでそりすべりをする日や、魔女が出てくる日もあるんですよ。子どもたちは、いったい何を食べ、どんなあそびをして、どこで勉強しているのでしょう。

著者等紹介

クンナス,マウリ[クンナス,マウリ] [Kunnas,Mauri]
1950年フィンランドのヴァンマラ(現サスタマラ)生まれ。フィンランドを代表する絵本作家。『サンタクロースと小人たち』(稲垣美晴訳、偕成社)(ボローニャ国際児童図書展エルバ賞推薦)は日本でもロングセラー。2013年フィンランドのアールト大学より名誉博士号を授与された

いながきみはる[イナガキミハル]
稲垣美晴。東京芸術大学美術学部芸術学科を卒業。ヘルシンキ大学留学後、留学体験記『フィンランド語は猫の言葉』を著し、フィンランド文化紹介の先駆けとなる。東海大学文学部北欧学科で12年間教鞭をとった後、フィンランドに特化した出版社、猫の言葉社を設立。フィンランドの絵本の翻訳多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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oldman獺祭魚翁

34
図書館でみかけて表紙が楽しそうで借りてしまった。 様式は絵本だが結構詳しい解説があるので、ちょっとした図説になっている。内容は20世紀初頭位のフィンランドの農家冬の生活が描かれている。 零下35度まで冷え込む厳しいフィンランドの冬。そして」その極寒の中で、しぶとくそして楽しむことを忘れないで生きる人々。たかが絵本と舐めてはいけない。結構いや凄く勉強になった。長めの書評はこちら⇒https://www.honzuki.jp/book/284077/review/237767/2019/12/03

遠い日

9
いつもながらクンナスの絵は含みがあって、隅々まで楽しめるのがいい。フィンランドの農場(巻末にはモデルとなったところを記載している)の生活を細やかに描いて、その暮らしぶり、行事のいろいろに触れられる。農民たちの慎ましやかで勤勉な日々。信仰と労働のバランスと楽しみ。地に足のついたどっしりとした文化を感じます。2017/06/18

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

7
フィンランドの100年ほど前の生活を軸に描かれた絵本。わんわん丘に住む住人(わんわんたち)の数も多く描写も細かいので、じっくり読まないと分からなくなってしまいます(笑)フィンランドのタンベレ市、サルカンニエミ遊園地には、わんわん丘を再現した遊び場があるそうです。2023/12/07

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