出版社内容情報
副大統領を狙う犯人から届く不気味な脅迫状。
その意図はなにか。
感謝祭のワシントンDCに姿を見せる副大統領。
やがて、しずかに攻防の幕が上がる。
Amazon Prime Videoの新シリーズも圧倒的な人気を誇る、
戦うアウトロー、ジャック・リーチャー・シリーズ!
内容説明
副大統領を狙う暗殺犯からの、執拗な脅迫。その意図は、なにか。そして感謝祭に賑わうワシントンDCで決戦の幕が上がる。リーチャーの推理は冴えわたり、ニーグリーとの息の合った共闘は読み応え十分。Amazon Prime Videoのシリーズ・シーズン2も世界的なブームとなった、アクション・ミステリ決定版!
著者等紹介
チャイルド,リー[チャイルド,リー] [Child,Lee]
1954年イングランド生まれ。地元テレビ局勤務を経て、’97年に『キリング・フロアー』で作家デビュー。アンソニー賞最優秀処女長編賞を受賞し、全米マスコミの絶賛を浴びる。以後、ジャック・リーチャーを主人公としたシリーズは、いずれもベストセラーを記録
青木創[アオキハジメ]
1973年、神奈川県生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タツ フカガワ
45
元陸軍憲兵将校が主人公なので活劇を期待していたら、上下巻の6~7割がシークレットサービスの会議室が舞台という印象。それも問答のような会話が主体で物語は進むものの起伏に乏しい展開というのが残念だった。この下巻の半ばから二人の犠牲者が出た暗殺事件と、その報復に向かうリーチャーと女性の相棒ニーグリーの活劇が面白かっただけに、このハラハラ感を全編で描いて欲しかった。ちなみにシークレットサービスが財務省下の一部署であることをこの本で初めて知りました。2025/02/14
タナー
24
このシリーズのここ数年の作品の中では、サイコーに面白かった。今作は全28作ある中の6作目とのこと。邦訳される順番もバラバラではあるが、新しく出たものを読む度に楽しませて頂いている。ラストでリーチャーとニーグリーが敵を追い詰めるシーンは圧巻だ。ふたりのコンビネーションも抜群。来年読めるのは、シリーズ何作目になるのだろうか?それもまた楽しみだ。2024/09/09
み
22
終わってみれば、敵は小物感があるような、その割に被害が大きく…。今作は、ニーグリーがカッケー♪もっとこのシリーズ読みたいです、翻訳して欲しい。2025/01/12
わたなべよしお
19
確かに今作はリーチャーの格闘、戦闘場面が少なく。とはいえ、十分に楽しんだ。リーチャー・シリーズは、何を読んでも間違いはない。だけど、やっぱり日本でも刊行順に出してほしいよね。2024/08/25
hideo
17
このシリーズは、大体展開が同じのだが、今回は、やや趣向が異なり、準主役が亡くなる悲しい展開。後半の推理はやや甘く、犯人はぎりぎりまで不明、アクションは少なめ、それでも最後まで読ませるところはさすがかな?「キリングフロア」を読んでいないのでそろそろ読みたい。2024/12/29