内容説明
すでに北海道の森林は、千代田区の総面積の7割が外国資本によって買い占められていた。そして、名古屋市の一等地になんと3千坪の「中国総領事館」用地が、新潟市中心街にも5千坪!彼らの狙いは、日本の良質な「水」だけか?!さらに…。中国の野望と無防備国家・日本の姿を、見事に抉り出した渾身のルポルタージュ。
目次
第1章 中国が「北海道」を買っている(それは本当に「リゾート開発」のためなのか;北海道で何が起きているのか;故・中川昭一氏の遺言;半数が「幽霊山主」という危機)
第2章 森林を食い物にする人たち(「森の豊かな国・日本」は幻想;森林行政に隠された「カネと疑惑」;いま、投資して損がないのは「森林」だ!という話)
第3章 狙いは「水」か、それとも…(水資源に恵まれていない国・日本;渇水地獄にのたうちまわる中国;神をも畏れぬ発想と実行力で、中国は「水問題」に取り組む;ランド・ラッシュ―農地争奪戦に中国が突っ走る理由)
第4章 街場では何が起きているのか(核戦争か、さもなくば人口侵略か;中国人移民計画の恐怖;中国人観光客の知られざる素顔;なぜ、「広大な中国総領事館」が必要なのか)
第5章 日本が迫られている「選択と決断」(そもそも土地は公共財である;はたして実効性のある対策は打てるのか;国府が担うべき責任と国民が考えるべき理念)
著者等紹介
有本香[アリモトカオリ]
ジャーナリスト。1962年生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌編集長、上場企業の広報担当を経験したのち独立。現在は、編集・企画会社を経営する傍ら、世界中を取材し執筆活動を行っている。近年はとくに中国に関する諸問題、チベット問題、インド等での取材に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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