山本夏彦とその時代
戦前まっ暗のうそ―山本夏彦とその時代〈4〉

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  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784898311929
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

歴史というものは、暗くも明るくも語れる。史実の並べ方でどうにでもなるものだ。実際、日本の’30年代は繁栄の時代だった。世間通でしかも人間通。希代のコラムニストのエッセンス。

目次

「戦前」という時代
分かりたくない者には通じない(分らない;鴎外の身長 ほか)
はやりものはすたりもの(口語文;半七のことば ほか)
正義と聞いたら気をつけよ(孝;「日教組」育ち ほか)
衆をたのんで横車おして五十年(私は映画と和解していない;いまインテリたちの天下 ほか)
明治の語彙

著者等紹介

山本夏彦[ヤマモトナツヒコ]
大正4(1915)年、東京下谷根岸生まれ。少年期に渡仏後、24歳のときショヴォ「年を歴た鰐の話」を「中央公論」に翻訳・寄稿。戦後工作社を設立し、雑誌「室内」(旧題「木工界」)を創刊。各誌にコラムを長期連載し、盛名を馳せる。昭和59年に菊池寛賞、平成2年に『無想庵物語』で読売文学賞、10年に市川市民文化賞を受賞。最期までコラムを書き続けて平成14(2002)年10月、87歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆたか

2
「私たちは勇んで古典を捨てたのである。別れたのである。ただ世界ひろしといえども誦すべき詩歌を持たぬ国民があろうかと、私はただ嘆くのである」(p.93)2013/10/21

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