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内容説明
1970年代、“ロマン・ポルノの名花”“孤高の異端児”と称され愛された伝説の女優がいま、とても華麗に、鮮烈に蘇る…。
目次
第1章 エッセイ(しらけちゃいないけど…ポルノ女優の告白)
第2章 インタビュー(ロングインタビュー芹明香「私の足跡」(一九九六年)
特集上映「芹明香は芹明香である」トークショー(二〇一六年))
第3章 芹明香研究会「名花」(芹明香熱狂的なファンの集い)
第4章 フィルモグラフィー(映画作品;OV作品;テレビ作品)
著者等紹介
芹明香[セリメイカ]
1954年、島根県出雲市生まれ。県立高校を中退後、さまざまな職業を経験し、荒木一郎の事務所にスカウトされ、芸能界入り。73年の東映作品『やさぐれ姐御伝 総括リンチ』(石井輝男監督)で映画デビュー。その後日活に移り、ロマンポルノのミューズとなる。当時、日本映画を代表する監督だった神代辰巳、田中登、曽根中生、深作欣二、森崎東などの監督作品に出演し、絶大な支持を得た
鈴村たけし[スズムラタケシ]
1948年、横浜市生まれ。元ヨコハマ映画祭代表
鵜飼邦彦[ウカイクニヒコ]
1950年、東京都生まれ。日本映画・テレビの編集者。2010年には『桃色のジャンヌ・ダルク』で初監督を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bo-he-mian
10
「男と女にゃアレしかないんよ」ーロマンポルノの伝説的女優、ダルでデラシネで自由な野良猫、薄汚れた街を漂流する流浪のはぐれ花、我らが芹明香! ワイズ出版「日本個性派俳優列伝」用に行われたインタビュー('96年・未発表)をベースに、本人による貴重なエッセイ、2016年シネマヴェーラ渋谷でのトークショーの採録、フィルモグラフィーなどを掲載。163頁とあまり厚くはないが、「芹明香研究会」の主催者が編者だけあって、どこから見つけてきたの?と叫びそうになるマニアックな記事を引用しながら行うロングインタビューは圧巻。2018/05/24
£‥±±
4
女優、芹明華の飾らない人柄を窺えるファンには嬉しい本。自分はもっと彼女の出演作を観てから読めば良かったとちょっと後悔。若い頃より最近のインタビューの方が味わい深い。2020/08/13
まさやん80
3
日活ロマンポルノで独特の存在感を発揮した芹明香についての本。ご本人へのロングインタビューが素晴らしいが、付随するスポーツ新聞や雑誌のインタビューや名画座での舞台挨拶の様子などは無茶苦茶貴重である。また、巻末のフィルモグラフィーでは出演映画における芹明香の存在感についてコメントがあり、これも素晴らしい。編者が熱烈な芹明香のファンだったということがよく分かる。 貴重な本です。よくぞ出版してくれた。2018/09/01
岡久 克彦
0
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