内容説明
小津が青春期をすごした松阪・伊勢という地平から解く究極の小津安二郎論の誕生。
目次
第1部 平野の思想(伊勢びと安二郎―小津安二郎と三重;小津日記を読む―青春から晩年まで;中国大陸とシンガポール―小津安二郎と戦争)
第2部 小津安二郎の映画(小津安二郎と共に;小津映画評価の変遷;小津安二郎映画史)
著者等紹介
藤田明[フジタアキラ]
1933年東京生まれ。大戦末期に三重へ疎開し、以後は主に津市在住。三重県内各地の高校で国語科を担当した後、高田短期大学教授、三重大学ほかの非常勤講師をつとめた。現在、全国小津安二郎ネットワーク会長。新聞・雑誌に映画・文学関係のエッセイ多数
倉田剛[クラタタケシ]
1950年三重県生まれ。地方新聞社を経て、大阪各地の高校で35年間、国語科を担当。現在、大阪府立八尾翠翔高校教諭。市川準研究会代表。『市川準研究』を発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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