内容説明
1959年11月25日、ジェラール・フィリップはこの世を去った。その姿はかつて彼に栄光を与え、その栄光は今も輝き続けている。アルバム「ジェラール・フィリップ」は、親族から借り受けた多くの未発表の写真と共に、彼の生涯の道程を公的・私的両面から順に辿ってゆく。国立民衆劇場、『花咲ける騎士道』、ストックホルム・アピール、ブダペストの危機…彼はこのように時代を横切って、神話となるのだ。同時代の大衆は知っていただろうか。この俳優の政治的、そして芸術的活動のすべてを。そして彼が、歴史の中で50年代を象徴する顔となることを。
著者等紹介
ボナル,ジェラール[Bon`al,G´erard]
ジャーナリスト
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