内容説明
台湾はアジア・太平洋における自由・民主主義の砦である。2004年3月20日の総統選挙での陳水扁総統の当選は台湾の民主主義の勝利であり、アジア・太平洋における民主主義の勝利であり、さらには世界の民主主義の勝利であった。一方、中華人民共和国は、今日に至るまで共産党独裁国家であり、言論・出版・集会・結社の自由、そして自由な選挙のない国である。本書を通じて、アジア太平洋における台湾の地位、台湾と中国の関係、そして台湾の今について理解を深めて欲しい。
目次
1 アジア・太平洋における台湾の位置
2 アジア・太平洋における台湾
3 李登輝著『「武士道」解題』を読む
4 台湾の政治経済情勢と両岸関係
5 「一辺一国」発言と陳水扁政権の対中政策
6 台湾は台湾の道を行く―総統選挙に示された民意
7 台湾の憲政改革の経過と現状―「中華民国憲法」改正の経過と残された課題
著者等紹介
中村勝範[ナカムラカツノリ]
平成国際大学名誉学長
〓照彦[トショウゲン]
国学院大学教授
浅野和生[アサノカズオ]
平成国際大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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