内容説明
日本語しか知らない著者が、日本人は私一人しかいない中国の南平で、その町の人々を愛し、永住したいとまで思うようになった暮らしの中で「楽しさ」「嬉しさ」「喜び」「感謝の心」が次々起こり、日本にいれば、当然と見過ごしてしまう感動を喚び起こし、その感動は、「生きる」エネルギーの源になって、著者を生かせていくことを知った。人間には、不可能と思われることを可能にしてしまう力が相当あるということや、人民政府の人々から農民の人々にまで幅広く接したことどもをまとめあげた。
目次
日本人のいない町
感激の日々
春節
幽霊事件
通院
旅
出遭った人々
帰国
著者等紹介
内田正子[ウチダマサコ]
雅峯別号香華。東京生まれ。東京、神戸、大阪の都市圏で高校の国語教育に携わる一方、大学で国語科解放教育教授法の講座を担当。文学博士。南平大学講師を経て芸術を通じて人権感覚を醸成する方法を試み、その作品を西欧、アジア各地で発表。中国、仏、米等各地から芸術大師、特別名誉作家等の称号を与えられ、日本、中国発刊の各芸術書で紹介されている。各教育雑誌等に教育、女性問題等について論文・エッセイ等多数発表
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