出版社内容情報
階級も格差も噛み砕き、胃袋で掴め!
パン屋と農家と大学教授の3人によるコレクティブ「コモナーズ・キッチン」が、料理を作って、食べて、考える!
ベイクドビーンズ
フィッシュ&チップス
イングリッシュブレックファスト
マーマレード
ローストビーフ
キュウリのサンドウィッチ
…料理ごとに章立てされた12の食エッセイに、それぞれのレシピも収録。
まさに定番中の定番といえるイギリス料理の、歴史や文化的な背景を掘り下げながら、実際に作って食べてみることで、「階級」や「貧富の差」により分断された社会の現実を胃袋から思い知る!
◎ピーター・バラカンさん推薦
(ロンドン出身/ブロードキャスター)
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自分のDNAの一部といえる典型的なイギリス料理にこんな背景があったとは!
食事が語る歴史、社会、階級…興味の尽きない話ばかりで、無知なぼくが少しだけ賢くなった気がします。
(オビ文より)
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「誰が」「何を」「どこで」作り、「どのように」食べるのか。
食文化をとおして社会を知り、社会的背景を知ったうえで料理を食べれば、
これまで知らなかった「イギリス」の姿が見えてくる!
イギリス料理が不味いだなんて、もう言えなくなる!
内容説明
12章の食エッセイとレシピ。
目次
1 ベイクドビーンズ―素朴であたたかいセーフティーネット料理
2 フィッシュ&チップス―コロモさっくり臭みなし、それでもしつこい階級の味
3 バンガーズ&マッシュ―飛び散る肉汁の中毒性
4 クリスマスプディング―年に一度の悪魔的幸福感
5 ローストビーフ―「自由」の味と貧者の生活
6 マーマレード―パディントンはなぜマーマレードを持っていたのか?
7 イングリッシュブレックファスト―誰もがそれを(朝に)食べるわけではない
8 ジェリードイールとミートパイ―下町の香りの今昔物語
9 ロールモップとキッパー―巻かれて燻される「春告魚」
10 グリーンピースのスープとシェパーズパイ―慎ましやかな「普通」の味
11 キュウリのサンドウィッチとポークパイ―ピクニックのお供、でも少し手間がかかります
12 サマープディング―甘酸っぱさと苦々しさと
感想・レビュー
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星落秋風五丈原
Roko
くさてる
ののまる
まゆ