内容説明
あおいカエルを追いかけて、男の子が迷い込んだ世界は、あおばかりの世界でした。あおいかぜ、あおいあめ、あおいうみ、あおいバナナ、あおいイチゴ、あおおに、あおいとり…。あおいカエルをあおの世界から探してください。明るい、暗い、薄い、濃い…。「あお」にも、いろいろな「あお」があります。絵の中からカエルを見つけ出すのが楽しいだけでなく、色の不思議さ、奥深さも感じられる絵本です。
著者等紹介
長田真作[ナガタシンサク]
1989年12月11日広島県生まれ。絵本作家。『あおいカエル』がデビュー作となる
石井裕也[イシイユウヤ]
1983年埼玉県生まれ。映画監督。主な監督作に『川の底からこんにちは』(’10/第53回ブルーリボン賞監督賞他受賞)、『舟を編む』(’13/第37回日本アカデミー賞最優秀作品賞他)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MI
78
アオイカエルの世界は全てがアオイ。アオイとり、アオイ草。すごく綺麗なあおい世界。でも何だか寂しく、心配になる。あおい世界と色をもつ人間の対比が面白い2023/09/19
keroppi
37
図書館にて。この季節になると、図書館では、カエルの絵本が並べられる。この絵本は、あおい世界のあおいカエル。あおい世界で、あおいカエルくんは、どこに行ってしまったの。あおい世界は、不思議な世界。2018/06/02
mntmt
21
あおい世界。時々、あおいカエルくんを見失った。青は、目に優しいな。2016/07/23
aloha0307
18
あおいカエルを追っかけて...男の子が迷い込んだ世界は、風、うみ、バナナ、イチゴetc.までも...すべてが あおい世界でした。摩訶不思議で、奥深い、色の世界を楽しみました(青 は私の最も好きな色☺) そして男の子の夢が終わろうとすると...ある喪失がちょっと哀しいな...いったい何処へ??...2019/07/07
niaomi
9
ダヴィンチ表紙で松坂桃李くんが持っていた本。「舟を編む」の石井裕也監督が文、本作がデビューの絵本作家 長田真作さんが絵。確か、長田さんを友達って松坂桃李くんは書いていたような。あおいカエルのあおい世界の物語。2019/06/30