内容説明
磁石のように路上の奇跡を呼び集め、まばたきの瞬間に“ウメップ”が生まれる。梅佳代写真集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
57
梅佳代さんの写真集。岩合光昭さんがネコを撮るように梅佳代さんは人間を撮る。心の動きがはっきり表れていて面白い。自然で気取らないところがいい。被写体が梅佳代さんに心を許してしまうんだろうな。2016/11/03
ぶんこ
48
「うめめ」と続けて見たのでインパクトが薄れてしまいました。それでも、よくぞ撮ったりという気持ちは変わりません。ただ、あれ、これはつくった?と思えてしまったのが数点ありました。ウフフやホッコリが好きなので、オヨッと思うのがあって、個人的には「うめめ」に軍配あげました。馬の後ろ足の風情には一票。2016/11/13
しゅわ
44
【図書館】一般の人達のごくごく普通の日常の中のおかしな一瞬を見逃さず切り取る天才!梅佳代さん写真集です。4冊目は原点に戻ったような梅佳代ワールド全開の内容。パッとみた瞬間は普通なのに、じわじわと笑いがこみ上げてくるスルメのような写真家さんですね。個人的なナンバーワンツボは、車のドアの外に揃えられたサンダルのもの哀しさ…でした。乗った方、あとで困らなかったかな?2014/10/18
ジョニーウォーカー
35
トミー・リー・ジョーンズ風にいえば「このろくでもない、素晴らしき世界」という感じだろうか。一枚一枚の写真は「どうしてこんなの撮ったんだろ…?」といういわゆる屑フォトなのだが、これが一冊の写真集にまで堆積すると、とたんにアートに見えてくるのだから不思議。「日本人ってアホだなぁ、ダセエなぁ、絵になんないなぁ」なんて思いながらも「でも、そこがまた愛おしいんだよなぁ」となってくる。個人的には、黒留袖にグラサンかけてるオバちゃんが最もツボにはまった。しかしよくもまぁこれだけ神な瞬間をとらえたものだ。2010/11/04
美紀ちゃん
34
なんで?みんな泣いてるの?どのページも笑える~♪2014/02/13